官民合同による犀川アレチウリ駆除
昨日、安茂里の犀川コムラサキの森にて官民合同による
「アレチウリ駆除」作業が行われました。
アレチウリは「マント植物」と呼ばれ、旺盛な繁茂により在来の
植物を瞬く間に覆ってしまいます。
そうすると、中にある植物が日光に当たらない・風通しが悪いなどの
影響で枯れてしまい、動物も生息できなくなります。
環境省も駆除すべき「特定外来生物」に指定しています。
アレチウリについて詳細→
コチラ
この活動は約20年前に、コムラサキの森を北アメリカ原種の
アレチウリから守るために、NPO法人長野県水辺環境保全研究会
により開始しました。
17年前からは、国土交通省、長野県、長野市なども加わり
現在まで毎年行われています。(今回の参加者は40名弱。)
他にも駆除対象の「セイタカアワダチソウ」。
オオブタクサも。
刈り取ったアレチウリは一箇所にまとめられます。
水辺環境保全研究会の長田さんによると、「在来種が絶滅してしまうの
は自然の摂理だというのはとんでもないこと。人間がつれてきたものは
最後まで人間が責任をとらなければならない。」
海外の例を見ると、外来種を持ちこむと刑罰にあたる国もあるそうです。
「もし身近でアレチウリを発見したらただちに駆除してください。
その場合種が落ちないように気をつけてほしい」とのこと。
アレチウリの生息には内陸性気候の長野県が適しているとの事。
身近にアレチウリをみつけたら怪我をしないように気をつけて駆除しましょう。
(レポート:ヨダ子)
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