川中島の保健室

市民協働サポートセンターまんまる

2010年03月06日 19:04

子育てを応援するボランティア活動 川中島の保健室  

川中島駅より数分あまりの住宅街の一角にある、
「川中島の保健室」にお伺いしました。


笑顔で出迎えてくださったのは、保健室を創った
白澤 章子さん。


珍しい中国茶「一葉茶」を入れていただき、
活動の様子をききました。


白澤さんは、公立小中学校の養護教諭として
40年間、子ども達に関わってこられました。
退職を機に昨年10月、学校にある保健室を
地域にもあったらと自宅を開放して保健室を
創りました。


活動は、
①まちの縁側お気軽相談
「こんなこと相談して良いかしら?」
と思うことでも大歓迎で、学校の「保健室」
感覚で気軽に来てほしいそうです。


お医者さんに行く程でもない…
相談施設にいく程でもない…
だけど、ちょっと聴いて欲しい
そんな心配事に応じていただけます。

予約していただくのが一番よいそうですが、
白澤さんが在宅なら、ぶらっと立ち寄ること
もできます。


②本・教材をお貸しします。
保健室の本を所蔵する可動式の書棚には、白澤さんが
教諭されていた時に収集した保健などに関する本が
たくさんあります。


また、本と一緒に、さまざまな工夫を凝らした手作りの
教材があります。わかりにくい身体の内部の模型で、
これなら低学年の子供達にも理解しやすいですね。
血管内の血液の様子の模型

目の内部の様子の模型


③手先の器用な方
 教材を作ってみませんか?

手芸の得意な方は、保健室でからだの話など
しながら教材を作ることもできます。


④元気の出る学習交流会、
 子育て講演会を照会します。

保健室の掲示板で、いろいろな学習会やサークル
・講演会・演劇会・子ども劇場などの情報を
照会します。
センターの情報誌「ぷらっと」も置いて
いただきました。(ありがとうございました)

以上の4つを中心に、白澤さんは子どもたちの
すこやかな成長を願って活動中です。
今後は川中島以外にも保健室をと意欲的です。

相談や本・教材の貸出の利用お問合せ↓
〒381-2231
長野市川中島四ツ屋1315-12
TEL:026-284-8220
E-mail:white.shirasawa@nifty.com

※白澤さんはじめ、県下9人の養護教諭で出版した本
「危機の思春期 再生の思春期」の販売もしています。



          (ヒロ)

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