2009年10月26日
生ゴミを活用した環境まちづくりを目指して~生ごみ処理革命~
鳩山新政権による「2020年までに温室効果ガスを25%削減」という目標。
さて、よく耳にするこの「温室効果ガス」。
そもそも温室効果ガスとは何でしょうか?
長野市篠ノ井にあるNPO法人ファーマーズマーケット
有機栄養農園協会を訪ねました。

会の代表山川さんに伺うと、
「台所の生ゴミを焼却する際に出るCO2、また、
窒素系肥料使用による亜酸化窒素の発生、
家畜の堆肥化過程で発生するメタン、アンモニアなどがあり、
特に亜酸化窒素はCO2の約310倍の温室効果ガスになります。
また、最近は年0.3%増えているため紫外線の害作用
(オゾン層破壊)が問題化されています。
温室効果ガスは地球温暖化の主な原因とされており、
便利で文化的な生活が、地球温暖化を加速させ、
地球が自己回復能力を失いつつあり事態は深刻化している。」
と教えてくださいました。
このような環境異変に対し、
NPO法人ファーマーズマーケット有機栄養農園協会は
「人間は微生物がいるから生きている。
生態系の始まりは土壌の中にある。」
とし、生ゴミと剪定枝、間伐材を活用した
環境まちづくりを目指し活動しています。
具体的には、各家庭や自治会、企業、団体、
特に農業者に向け、温室効果ガスの地球に及ぼす影響や、
排出される仕組みなどを理解してもらう活動。
そして、同法人が設計・開発したエコロジーメーカー
(土愛ZERO君)の普及を通し、生ゴミや剪定枝を焼却
することなく再利用し、おいしい野菜を育てる
有機栄養酵素液・土壌微生物のえさに自家処理することで、
環境への負荷を0(ゼロ)とし、循環型社会を作るこの仕組みが、
多くの人、町、地域に広がっていくことを目指しています。
これがエコロジーメーカー土愛ZERO君です。
ZERO君に生ゴミと黒炭(対1/10)を投入し
酵素を加えジュース化します。
(悪臭はしないとのこと)
ジュース化した生ごみエキスを肥料として使用します。
「できた野菜やお米は美味しく、日持ちがよい。
やはり農業者の方からの問合せが多い。」
と山川さん。
以前農業開発機構で仕事をしていた時、
有機循環に興味を持ち、この活動に取り組んできました。
現在は循環系環境まちづくりを目指し、積極的に活動しています。
現在、会では、環境への負荷をなくすための仕組みや
生態系について学び、エコロジーメーカーの普及に取り組む
スタッフ(できれば男性)、また、会の活動を理解し応援して
くれる企業や連携してくれる団体を募集しています。

詳細については、NPO法人ファーマーズマーケット有機栄養農園協会
までお問合せください。
NPO法人ファーマーズマーケット有機栄養農園協会
長野市篠ノ井布施高田715
TEL:026-299-7138 FAX:026-299-7139
ヨダ子
さて、よく耳にするこの「温室効果ガス」。
そもそも温室効果ガスとは何でしょうか?
長野市篠ノ井にあるNPO法人ファーマーズマーケット
有機栄養農園協会を訪ねました。

会の代表山川さんに伺うと、
「台所の生ゴミを焼却する際に出るCO2、また、
窒素系肥料使用による亜酸化窒素の発生、
家畜の堆肥化過程で発生するメタン、アンモニアなどがあり、
特に亜酸化窒素はCO2の約310倍の温室効果ガスになります。
また、最近は年0.3%増えているため紫外線の害作用
(オゾン層破壊)が問題化されています。
温室効果ガスは地球温暖化の主な原因とされており、
便利で文化的な生活が、地球温暖化を加速させ、
地球が自己回復能力を失いつつあり事態は深刻化している。」
と教えてくださいました。
このような環境異変に対し、
NPO法人ファーマーズマーケット有機栄養農園協会は
「人間は微生物がいるから生きている。
生態系の始まりは土壌の中にある。」
とし、生ゴミと剪定枝、間伐材を活用した
環境まちづくりを目指し活動しています。
具体的には、各家庭や自治会、企業、団体、
特に農業者に向け、温室効果ガスの地球に及ぼす影響や、
排出される仕組みなどを理解してもらう活動。
そして、同法人が設計・開発したエコロジーメーカー
(土愛ZERO君)の普及を通し、生ゴミや剪定枝を焼却
することなく再利用し、おいしい野菜を育てる
有機栄養酵素液・土壌微生物のえさに自家処理することで、
環境への負荷を0(ゼロ)とし、循環型社会を作るこの仕組みが、
多くの人、町、地域に広がっていくことを目指しています。

これがエコロジーメーカー土愛ZERO君です。
ZERO君に生ゴミと黒炭(対1/10)を投入し
酵素を加えジュース化します。
(悪臭はしないとのこと)
ジュース化した生ごみエキスを肥料として使用します。
「できた野菜やお米は美味しく、日持ちがよい。
やはり農業者の方からの問合せが多い。」
と山川さん。

以前農業開発機構で仕事をしていた時、
有機循環に興味を持ち、この活動に取り組んできました。
現在は循環系環境まちづくりを目指し、積極的に活動しています。
現在、会では、環境への負荷をなくすための仕組みや
生態系について学び、エコロジーメーカーの普及に取り組む
スタッフ(できれば男性)、また、会の活動を理解し応援して
くれる企業や連携してくれる団体を募集しています。

詳細については、NPO法人ファーマーズマーケット有機栄養農園協会
までお問合せください。
NPO法人ファーマーズマーケット有機栄養農園協会
長野市篠ノ井布施高田715
TEL:026-299-7138 FAX:026-299-7139
ヨダ子
Posted by 市民協働サポートセンターまんまる at 13:37
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